Nature is where happiness is~自然は幸せの在処~

「ひとりひとりが、主体的に自然と関わり合う社会」をめざし、ナチュラルでサステナブルで、刺激的な日々を過ごす日記。

ruby復習記 ~序章~

ruby復習記 ~序章~

1イントロダクション

2”初めに”(オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby リファレンスマニュアル)

3"コマンド"

4”Rubyの起動”

5"環境変数"

最近はずーっっっっっとパソコンの画面と向き合っている。ひっきりなしに起こる、エラーの数々。あの赤と白の画面とはもう何回遭遇したことか。

今年の3月の中旬から、プログラミングを初めて、早3ヶ月。自分でサービスを作成しているのだが、どうも最近全くうまくいかない。Gemの導入に失敗するやら、コロンをつけ忘れるやら….

ここれはもしや、自分の学習法を見直してみる良い機会なのではないのか?本当に自分は基礎的な概念を100%理解できているのだろうか?

んーーーー、どうやって学び直そうかなぁ。

ハット思いつく!

プログラミングって、所詮言語じゃん!少し抽象的で難しい言語じゃん!だったら、まず ABCから始めよう!!

ということで、プログラミングの基礎の基となる概念を、勉強がてら、このブログにつらつらと書いていくことにしました。

ruby復習記:Thanks to “オブジェクト指向スクリプト言語 Ruby リファレンスマニュアル”(こちらを参考に!) 1始まりの序章: 1初めに 2コマンド 3Rubyの起動 4環境変数

1初めに ここからは、リファレンスマニュアルに記載されている概念について、自分の理解を確認するために、つらつらと書いてく仕様にします(完全に自分用メモなので、適当ですが。)この始まりの章では、おもにrubyの言語仕様について書かれています。 16の特徴: a, インタプリタ Rubyインタプリタ言語ですので プログラムを実行するためにコンパイルする必要はありません。 私たちの使うパソコンには、OS(Operating System)という案内システムが搭載されています。OSはハードウェアを制御するソフトであり、その際には機械語が使用されます。機械語とはその名の通り、機械が使用する言語(0と1の計算とかデータとか、マトリックスみたいなやつ)です。機械語は私たちユーザーが直接使用することができません。じゃあ何でOSを動かしているのか、というと、そう、プログラムです。 このプログラムは、機械語をどのように処理するのか、で2つの種類に分けられます。一つ目がインタプリタ、二つ目がコンパイラ。この二つの違いは、いつプログラムを機械語に変換するか、というタイミング。インタプリタがプログラムの実行と同タイミングでプログラムを機械語に翻訳する一方コンパイラは実行をする前に、まとめて翻訳をします…( http://nyumon-info.com/program/bunrui.html) こんなに書いてると、マジで眠れないので、もっと説明をライトにしてきます。

b,変数に型が無い (動的型付け) Rubyの変数はどのような型のデータも格納する事ができますので、 変数の型について心配する必要はありません。 半面、コンパイル時のチェックは弱くなります。 他のプログラミング言語は、実行をする前にそのオブジェクトの型を指定しなければならないのですが、Rubyでは、あらかじめの型は気にせず、実行したのちの値で判断をする、というもの。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%9A%84%E5%9E%8B%E4%BB%98%E3%81%91

c,変数宣言が不要 Rubyでは変数を宣言無しで使う事ができます。 変数の種類(ローカル変数、グローバル変数インスタンス変数など)は 変数名から知る事ができます。 変数宣言とは、何か変数を使用する際に、その前にデータ型を記述しなければならないという決まりごとのこと。例えば、"たとえば「int i;」と書いた場合「int型の変数iを宣言した」と言う"(変数宣言とは : JavaA2Z)。めんどくさいね.Rubyでは宣言せずOk)

単純な文法 Rubyの文法はEiffelからわずかに影響を受けた単純なものです。

ユーザによるメモリ管理が不要 Rubyはメモリ管理を自動的に行います。 どこからもアクセスされなくなったオブジェクトは インタプリタに組み込みのガーベージコレクタによって回収されます。

全てがオブジェクト Rubyははじめから純粋なオブジェクト指向言語として設計されています。 整数のような基本的なデータ型をはじめとして、 全てのデータをオブジェクトとして統一的に取り扱えます。

今日はこれ書いたら寝ますわ。

そもそもオブジェクトってなんなの?って話ですよね。俺も耳にするけども、全然わかんなかったのですが、この記事を読んで、少し理解が進みました。 qiita.com

オブジェクトには、三つの項目が定義としてあります。 1,アイデンティティを持つ 2,メッセージを受け取る 3.内部状態を持つ

アイデンティティとは、例えば1という整数は"Fixnum"というクラスに属していること、レシーバー.classとすると、そのレシーバーがどこかのクラスに属していることがわかるということ。

オブジェクトの精製方法は3つ。 リテラル表記を使った簡潔なもの(数字の1や文字列"hello world"のようにRubyのプログラムの中に直接 記述できる値の事をリテラルといいます。) 変数に格納したものか、 クラス名で指定したもの。

全てのオブジェクトは、どこかのクラスに属するインスタンスであるんだね!!

a = Cat.new # => Catクラスのインスタンス “aaa” # => Stringクラスのインスタンス 123 # => Fixnumクラスのインスタンス [1,2,3] # => Arrayクラスのインスタンス {aaa: 122} # => Hashクラスのインスタンス :aaa # => Simbolクラスのインスタンス

そして、このCatとかStringのクラスってなんなの?

Cat.class => Class String.class => Class Fixnum.class => Class Array.class => Class Hash.class => Class Simbol.class => Class

Classのclassですね!!! つまり、全てのクラスはClassクラスのオブジェクトに所属する!!!

fクラス、継承、メソッド

Rubyは クラス、継承、メソッドのようなオブジェクト指向言語として基本的な機能は 当然持っています。

モジュールによるMix-in Rubyは多重継承は複雑さの源であるという見地から、 意図的に多重継承を持っていませんが、 モジュールを使ってクラス階層を横断して実装を共有できます。 この機能を"Mix-in"と呼びます。

ブロック付きメソッド呼び出し(イテレータ) 制御構造の抽象化を援助するブロック付きメソッド呼び出しという機能があります。

クロージャ 手続きをオブジェクトとして扱う機能があります。 このオブジェクト化された手続きのことをクロージャと呼びます。

強力な文字列操作/正規表現 Perlをお手本とした強力な文字列操作や正規表現検索の機能があります。

多倍長整数 組み込みの多倍長整数機能がありますので、 メモリが許す限り、非常に大きな整数の演算もできます。 たとえば、400の階乗なども簡単に計算できます。

例外処理機能 例外処理機能は例外的な状況への対処が簡単に書けます。

OSへの直接アクセス Rubyは(UNIXの)ほとんどのシステムコールの呼び出し機能を持っています。 Rubyだけでシステムプログラミングも可能です。

ダイナミックローディング OSが許せば、オブジェクトファイルを実行時に読み込む機能が提供されます。

rubyすげえ

"TECH::CAMP"webアプリケーションを1ヶ月受講して。

私は、3月中旬から4月下旬まで、TECH::CAMP早稲田校にて、webアプリケーションコースに参加しました。結論から言うと、プログラミングに少しでも興味がある人に、超おすすめの学習プログラムとなってます。

今日はこの1週間で私が感じた事や、参加する人に対してのアドバイスをつらつら書きたいと思います。

1.そもそもなぜ受講した? 独学でやっていた時の挫折 スウェーデンに留学中に出会った、シリアの友人から、これからのIT技術のこれからの可能性や、プログラミングを学ぶ意義を教えてもらったり、大学を卒業した時に技術を身につける!という目標を持っていた事など、プログラミングへの興味があり、独学でPythonを学んでいた時期があった。オンラインで講座を取り、本を借りつつ勉強をしたが、全くわからず、1ヶ月半ほどで勉強しなくなっていた。留学から帰国後、沸々とそんな感情が芽生え、TECH::CAMPを受講するに至った。

2研修の流れ TECH::CAMPは従来の受講スタイルと違って、座学は存在せず、自分自身でカリキュラムを進めるスタイルとなっている。TECHMasterという教材は完全にオリジナルの代物で、5000回以上アップデートしたとも言われてるため、非常に洗練されている。始めに動画を見て全体像を把握し、そこから手を動かしながら、プログラミングの基礎を学んで行く。

この講座の最大の利点は、"あらゆることに質問し放題環境"だろう。いかに洗練された教材でも、わからないことは多かった。特に、基本的なclassとかインスタンスとかの概念や、エラーは、ひたすら考えても、全くわからないことが多く、独学をした人ならば、誰でもつまづいたことがあるのではないだろうか。そんな疑問は、思い浮かんだらすぐに聞き、即座に解決してしまおう。

webアプリケーションコースでは、サーバーサイドの言語で人気を高めている、Rubyという言語を中心に、実際にツイッターや映画レビューサイトを作りながら学んで行く。コースの中にはHTMLやCSSJavaScriptもちょこっと入っているので、フロントも触ることができる。

A受講時は断然Macがおすすめ。 気合いを入れて臨んだTECH::Camp1日目。そこで私は大きな壁にぶつかった。環境構築だ。私は年季の入ったwindowsのノートパソコン を使っていたため、ダウンロードに時間がかかったり、謎のエラーが生じて、丸一日が費やされていた。また、構築した後も結局エラーでrailsが使えない…..

その後結局レンタルマックを借り、1日を無駄にしてしまった。マックを持っていない人は、初めからレンタルするのをお勧めします。

また、受講前に受講料を一括で支払うと、教材を受講前に見ることができるので、早めにやっておくと(特に環境構築)あとあと素早く学べる。

B断然オリジナルアプリケーションを作った方が良い 受講中にはたんまりとカリキュラムがあるため、オリジナルアプリケーションを作らなくても良いのだが、私は断然オリジナルアプリケーションを作ることをお勧めする。 やはりカリュキュラムは、元から誰かが作ったものを順を追って作るため、どうしても受け身になってしまうが、自分で新しいものを作るとなると、この機能を作るためにはこれが必要だ!と能動的に学ぶことができる 技術は限られ、作られるものは限られるけれども、完成させた時の達成感はハンパない!

C1日に4時間位勉強の時間に当てたい 私は参加することができなかった5日以外は、11時から夜10時まで勉強をした。それだけコミットしてギリギリ自分のオリジナルアプリケーションを作り終えることができた。 やればやるほど理解度が深まるのは、プログラミングも一緒であり、時間をかけて、自分の手を動かせば動かすほど理解を深めることができた。

4オススメ度 プログラミングに少しでも興味がある人には、凄くお勧めするプログラミング教室です。 https://tech-camp.in

書評No2 “心の中に毒を持て”

芸術は爆発だ

今回はこの誰しもが一度は耳にしたフレーズを放った、岡本太郎氏の著作、”自分の中に毒を持て”を紹介する。本書は同氏の没前3年に書かれ、”自己啓発”とひとくくりにされるには、あまりにも事足らない、渾身の名著である。

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岡本太郎 1911年生まれの芸術家で、前衛的な作品を次々と発表し、世の中に衝撃を与え続けた。1996年没。

太郎氏の綴る言葉一つ一つには、常に自らに危険を課し、挑戦を続けた生き様が刻まれている。その折りに触れるごとに、”ではお前自身の生き方はどうなんだ”、と問われている気分になり、これまでの自分の惰性を後悔させられるのだ。本当に、奮い立たされる本だ。

今日は、その中から最も心に残った三つの項目を紹介したい。

”最大の敵は自分なんだ”

18歳でパリに飛び込み、画家としての夢を描いた太郎少年。だが、画家として、ただ額縁の中のみで美を追求する事が人生なのか、人間が本当に生きるとは如何なるものか、迷い続けていた。画家という職能に精通し、その道を極める事を放棄し、既存の枠をはみ出し”無目的に自分を広げる”事、それは同時に危険な道でもある。食っていけないかもしれない、究極、”死”が訪れるかもしれない。

そして、その思いと対峙する。

”そして、今でもはっきりと思い出す。

ある夕方、僕はキャフェのテラスにいた。一人で座って、絶望的な気持ちで街路を見つめていた…。「安全な道をとるか、危険な道絵をとるか、だ。」あれか、これか。 …この時にこそ己に決断を下すのだ。戦慄が身体の中を通り抜ける。この瞬間に、自分自身になるのだ、なるべきだと、ぐっと総身に力を入れた。

「危険な道をとる。」

いのちを投げ出す気持ちで、自らに誓った。…死に対面する以外の生はないのだ。”

それ以来、太郎は決断を迫られた時には、常に”自分にとってマイナスな、危険だと思う”方を選択する。そんな確たる決断を持った彼は、自分に”忠実”に生きることや、”幸福”になることを、否定する。

生きがいとは何か

太郎は、人間が生きがいを感じるのは、己を突き放し、常に試し続けることにあるという。

”自分を大切にしようとするから、逆に生きがいを失ってしまうのである….

己を殺す決意と情熱を持って、危険に対面し、生き抜かなければならない。今日の全てが虚無化したこの時点でこそ、かつての時代よりも一段と強烈に挑むべきなのだ。

太郎氏は続ける。

強烈に生きることは常に死を前提としている。死という最も厳しい運命と直面して、初めて命が奮い立つのだ。….この世の中で自分を純粋に貫こうとしたら、生きがいにかけようとすれば、必ず絶望的な危険を伴う。その時、”死”が現前するのだ。 惰性的に過ごせば死の危機感は遠ざかる。しかし虚しい。死を恐れて引っ込んでしまっては、生きがいはなくなる。今日はほとんどの人が、その純粋な生と死の問題を回避してしまっている。だから虚脱状態になってしまうのだ…

太郎氏は、その瞬間一瞬一瞬に、運命をかけて対峙に、ベストを尽くすために、どのような行動をしたのだろうか?

何かをやろうと決意する”こと

”例えば、画家にしても才能があるから絵を描いているんだろうとか、情熱があるから行動できるんだとか人は言うが、そうじゃない。

逆だ。

何かをやろうと決意するから意志もエネルギーも吹き出してくる。…自信はない、でもとにかくやってみようと決意する。その一瞬一瞬に賭けて、ひたすらやってみる。それだけでいいんだ。また、それしかないんだ。”

才能が、情熱がとか、あれこれと口を並べるのではなく、本当に今やりたいことに、全身全霊をかけてぶつかること、それをひたすら貫き通すことの大切さを、彼の背中は語っている…..

まとめ

社会が成熟すればするほど、人間の生活は物質的に豊かになる。そして、”この道を通れば安全だ”というレールが、いたるところに敷き詰められるようになる。太郎は、安全な道を進むこと、システムの上で惰性的に生きることを一蹴する。人間らしく生きるために、自分の生きがいを全うするために。私は、今の瞬間瞬間ににベストを尽くせているだろうか?己を試し続けられているだろうか?そんなことを突きつけられる名著である。

No1.”夜と霧”

夜と霧

”生きている実感がしない….”

自分の中でうんざりするほど繰り返される疑問のヒントを得るために、言わずと知れた名著、”夜と霧”を読んでみた。原本の副題は『ある心理学者の強制収容所体験』。ホロコーストによりナチス強制収容所に囚われた、精神医学家のフランクルが、極限下の人々の行動を、心理学の立場から解明しようとする著作である。地獄のような現実を強いられた人々が、どのようなことを思い、現実と向かいあったのかがとても気になって、読んでみることにした…..

http://img.eiga.k-img.com/images/buzz/51155/viktorfrankl_large.jpg △著者ヴィクトール・フランクルオーストリアで生まれ、アドラーフロイトに師事し、精神医学を学ぶ

ページをめくるごとに、絶望的な状況の描写が続いてゆく。

収容所に入る直前に、人々は、自身の”名前”から身分証明書を含む、全財産を奪われる。唯一与えられるのは、被収容者番号のみ。その番号のほかに他者と区別するものはない。

”収容所の1日は一週間よりも長い”

凍傷になりかねない極寒の作業場で、12時間以上の労働を強いられる毎日。過酷な労働とは裏腹に、与えられるのは粗末なパンと水のようなスープのみであり、そのために極度の栄養失調に陥り、生命が自らのタンパク質を食いつぶす、飢餓浮腫が体を蝕む。しかしながら、使い物にならない者には不条理な暴力と死が待ち受けているため、恐怖心に駆り立てられながら、棒のような四肢を無理矢理動かし、働く。

収容所の生活は、肉体的な苦痛と共に、人々の精神を徐々に徐々に蝕んでゆく。

フランクルは、強制収容所の中での生活を強いられる人々のことを”無期限の暫定的存在”と例えた。これは、収容所からの解放がいつ訪れるのか、また、いつ自分に死が訪れるのかを知ることができない状態を意味する。言うなれば、死刑宣告を待つ囚人のような状況である。そんな絶望的な状況では、人間は未来や未来の目的を見据えて行動することができなくなる。この絶対的な未来喪失は、人間を”生きる屍”と変容させ、今ある現実の意味を無価値にする。その結果、自身の内面で過去の生活にしがみつき、今という現実から心を閉ざす方が、むしろ得策なのではないのか、とたかをくくるのだ。

フランクルは、過去の追憶の中に自分をのめり込ませることを始めた人間が、崩壊することに気づいた。端的に、生きることをやめるのだ。

このような極限の状況下で、どのような人間が生き残ったのだろうか?

フランクルは、ニーチェの言葉を引用する。

”「なぜ生きるかを知っている者は、どのように生きることにも耐える」”

フランクルを生き延びさせたのは、ここから生還をして、心理学者として、収容所の状況を世界に伝える使命であった。しかしながら、彼のように、未来への使命を持ち続けることのできた人間は、多くはない。極限の状況下で、”無期限の死刑宣告”の状況下で、生きていることにもう何も期待が持てない人が多いことも事実だ。彼らに対して、どのような言葉をかけたのだろうか?

“ここで必要なのは、生きる意味についての問いを180度方向転換することだ。私たちが生きることから何を期待するかではなく、むしろひたすら、生きることが私たちから何を期待しているかが問題なのだ…ここにいう生きることとは決して漠然とした何かではなく、常に具体的な何かに出会って、したがって生きることが私たちに向けてくる要請も、とことん具体的である。この具体性が、一人一人に立った一度、他に類を見ない人それぞれの運命をもたらすのだ….全ての状況はたった一度の、二つと無い仕方で現象するのであり、その度に問いに対するたったひとつの、二つと無い正しい答えだけを受け入れる。そしてその答えは、具体的な状況にすでに用意されているのだ。具体的な運命が人間を苦しめるなら、人はこの苦しみと向き合い、この苦しみに満ちた運命とともに、全宇宙にたった一度だけ課される責務としなければならないだろう。”

彼は続ける。

”誰もその人から苦しみを取り除くことはできない。誰もその人の身代わりになって苦しみをとことん苦しむことはできない。この運命を引き当てたその人自身がこの苦しみを引き受けることに、二つと無いなにかを成し遂げるたった一度の可能性はあるのだ。”

この言葉に胸を打たれた。

運命とは、その人間の前にしか現れない。

誰もその人間になって、運命と対峙することはできない。

その運命と対峙することは、苦しみを伴う。しかしながら、その運命を受け入れることで、この世に二つと無いなにかを達成できる可能性があるのだ、と彼は明確に述べた。他でもない、彼がその何かを成し遂げた人物なのである。

この地獄とも言える時代と、現在を比べることは到底無理なことであるが、今の時代を生きる私たちにも、フランクルの教訓は、多くの示唆を与えてくれるのではないだろうか?

かくいう私も、”生きている実感がしない”などと、今の自分の生、運命を否定するように思うことは金輪際やめよう。そして、私の運命が持つ何かを成し遂げる可能性に、もっと真剣に向き合うべきだ、と思うようになった。

夜と霧 新版

夜と霧 新版

奇跡 ~あおくび大根の絵本→とてもおしゃれなスカート→そして...あおくび長者、続編~

もうすっかり半そでで街に出歩く人が多くなってきましたな!!!

最近ブログの記事を更新せず、授業も複数出ず、自己探求にふけっていました。(たぶん5月病かな?)

そんな五月病ライフの中にあっても、まだまだ「あおくび長者」は続行中ですよ!!

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思い返せば3月中旬...

夜遅くに、電車に揺られて帰っている途中、はっと思いついたアイデアだった。

そこから交渉が始まり、ついにはトンデモナイものへと変化した。その経過を報告します!!!!!!

始めに、同学年の女の子のSさんが私に声をかけてくれた。

「(著者)がやってる活動をお母さんに言ったらこれを送ってくれたよ!!!!」

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彼女の手には、純白なスカートが!!

sense of place」という、素晴らしい名前のブランドのスカートを、こうして手に入れた!!Sさんほんとにありがとう!!

そのスカートを手にし、次なる交渉が始まった。

しかし、それは予想以上に難航した。

このプロジェクトを何も知らない人から見れば、男である俺が、純白なスカートと何かを交換してほしいんですぅぅぅ!!!

って駆け寄ってきたら、引くでしょう。そんなことは微塵にも思っていなかったため、早速女友達にLINEで連絡をした。

...案の定引かれた。

そのあと、ちゃんと面と向かって話をしたら、真剣に考えてくれてたから良かった!!!

そのSさんは、「うーん...使っていないものといったら、PS3くらいかな...」

耳を疑った...

え...

マジですかあああああああああああああああああああああああああああああああ

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ということで、テレビのない我が家に、新品同然のPS3が来ました♡

今後、これがどのようなものに変化するのかが、楽しみでなりません!!!!!

ということで、PS3がほしい人で、交換しても良いものがあるぜ!!!というかたがいらっしゃいましたら、お声掛けくださいいいいいいい!!!

家庭菜園、始めました。~過密都市と過疎地域に思いを馳せて~

ルームシェアが始まって、早1週間。

自分の部屋を見渡すと

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緑がない...

サステイナブルな生活を心がけ、「URBAN PERMA-CULTURE GUIDE」の根本原則を書いたのに、緑が全くない... f:id:heyheyshohey:20150412113714j:plain

これはあかん、ということで、有機栽培された種を二種類買ってまいりました!!

バジル&カイワレ君です f:id:heyheyshohey:20150412113729j:plain

人間は何かを消費するよりも、生産したほうが、喜びを感じる。料理も、ただお金を払って食べるより、丹精込めて料理を作り、それを他の人にごちそうする方が、はるかに幸せだな、と思うことが多々ありました。さらに食品を作る、ということは、命を知る事だとも思います。

そんなわけで、今回は食べれれるお野菜を買ってきました。

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まずは使用済みのペットボトルから容器を作る。

キッチンペーパーを敷き、その上に液体肥料を水をうまく配合した溶液をかけ、下地を作る。

最後に、アルミホイルをかぶせて完成!   この作業をしている時に、小学校時代の自由研究を思い出していました。炎天下のベランダの上で、どうやったらトマトが多きく成長するのかを試行錯誤した日々...

またそんなことがしたくなったので、今回は対照実験をしながら育てよう!!!

今回は三つのタイプを用意します

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人口密集都市

はい。東京です。現在の東京都の人口は「13351万人」!!世界の都市人口ランキングで、インドのジャカルタを抜いて、堂々の第一位です!そんな密集地で、どんな人間ドラマが見れるのでしょうか??

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過疎地域

東京と違って寂しいですね。しかし、過疎とよばれる地域の方が、人同士のぬくもりは感じやすい、と思いました。

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通常の密集率 平均も用意しておきました。

さて、果たしてどの状況が最も成長するのか、楽しみです

ルームシェア、始めました。~サステナブルで、オープンな家~

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4月といえば、新生活の季節ですね。

何かが終わり、また何かが始まる季節です。

かの有名な経営コンサルタントの、大前研一氏は、このようなことばを残しています。

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人間が変わる方法は3つしかない。

1つは時間配分を変える。

2番目は住む場所を変える。

3番目は付き合う人を変える。

この始まりの季節に、私は、この全ての条件を変えることにしました。 自分のことは全て自分でやることで、時間の配分が変わり、 場所は実家から、大学付近の某マンションに移動します。 自分の個室はない、シェアルームです。家で付き合う人を、家族から親友に変えます

自分たちの生活の第一のコンセプト、それは「サステナブル」です。

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日本人は、毎日約1kgのごみを排出しています。

日本人のように全人類が生活をしたら、地球が2.3個分必要になります(Ecological Footprintの考え方による)

日本人は、原発再稼働に足を踏み切りました。

日本人には、本来自然と共生する精神を持っていたはずなのに、最近になってそれが徐々に忘れ去られてしまっています。

自分たちの暮らしが、人々のサステナブル(持続可能性)の精神を呼び起せることを願い、精進してまいります。まずは何があってもレジ袋は受け取らないことから始めます。

芸術家志望の同居人の彼は、こういいました。

「芸術は、いかに“無意味”に“意味”づけるかだよ」

どんなに無駄に見えるものにでも、価値を見出そうと思います。サステナブルの一歩として。

また、第二のコンセプトは、「オープン」です。

この部屋を、出来る限りオープンにして、多様な価値観のぶつかり合いの場にしたい、と考えています。

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大きなマインドマップを描いて、そこに、来てくれた人のアイデアや、したいことを積み重ねていきます。来てくれた人が、必ず何かを得ることのできる場所づくりをします!!! (おすそ分けなど、自分たちに何かを与えてくれるのも大歓迎です!!!!!!!)

というわけで、心機一転よろしくお願いします!!興味ある人連絡ください!