Nature is where happiness is~自然は幸せの在処~

「ひとりひとりが、主体的に自然と関わり合う社会」をめざし、ナチュラルでサステナブルで、刺激的な日々を過ごす日記。

「大きな目で物事を見ることの大切さ」 ~ケネディ大統領が残した、トーチ(たいまつ)からの教え~

3月の18日。早稲田大学で開催された、ケネディ大統領のトーチ~引き継がれるその遺産」へと出席してまいりました。

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このシンポジウㇺでは、アポロ計画や平和構築に尽力をした、ジョン・F・ケネディ大統領の意志を引き継ぐためのシンポジウムでした。

それだけに、登壇者は、豪華極まりない人たちばかりでした。

在日米国大使である、キャロライン・ケネディ f:id:heyheyshohey:20150322074606j:plain や、JAXAの副理事長の方、NASAの元長官の方、さらに、現役宇宙飛行士の、若田 光一さん f:id:heyheyshohey:20150322074604j:plain などがいらっしゃいました。(なぜアベさんが来たのかが全くわからないが…) f:id:heyheyshohey:20150322074605j:plain

早稲田意外とやるな…

その数ある途轍もないゲストの中で、一際目を引いたのは、ビル・クリントン第42第アメリカ合衆国大統領ですf:id:heyheyshohey:20150322074602j:plain やはり経験が人を作るのだな、と思うくらい、風格がすごくありました。大統領のスピーチを聞いていて、「大きな目で物事を見ることの大切さ」を再確認した気がします。

印象的なのは、月の石の話です。

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クリントン大統領は、ケネディ大統領から、月の石を頂いたらしいです。その年齢たるや、36億歳!!その石を自分の机の上においておき、政府内の論議が過熱すると、月の石をみせ「36億歳に比べりゃちいせぇことじゃねえヵ!」というと、その議論がピタッと止まった、という話をしてくれました。

この宇宙や地球に比べて、人類は何てちっぽけな存在なのだろう、と最近思います。地球は現在45億歳。その果てしなく長い年月の間に、やばいことがめちゃくちゃ起こっていました。

地球が出来たころには、幾度も隕石が落っこちて火の玉になったり、さらには二度もの「全休凍結」(地球の全体がアイスの実みたいに凍り付く現象!!赤道近くでも、平均マイナス30℃とか、はぁ~) f:id:heyheyshohey:20150322074910j:plain http://pds.exblog.jp/pds/1/200808/10/15/e0012215_23123961.jpg

を経験し、それでもなお生命を生み出す土壌としてあり続ける地球。なんて壮大で、懐が深いのだろう。そんな地球を愛せずにはいられません。

対して人類は、地球の歴史に比べたら、あまりにも小さいんですよ。有名な話で、「46億年を、一日24時間の時計で表してみた」の例を挙げると、ホモサピエンスが世界各地に広がり始めたのは、「23時59分58秒ごろ」なんですって!!!

これ大晦日だったら、カウントダウンあと二秒しかないですよ!!

さあ今日が12月31日だ!今日は年末だから、正月の準備をして、部屋の片づけして、あの人と再会して、年末のクリアランスセールに行って、福袋の下見をして、ガキの使いを録画して、紅白見て、ああ地元の神社に行って、年越しの瞬間をすごして、、、とか、1日盛りだくさんの用事の中で、わずか「2秒!」カウントダウンの終盤!

人類ってちっぽけだなぁ~って心から思います。(笑)

そんなこんなで、自分はあんまり自己本位にならず、僕なんて地球に比べたら…というスタンスで、謙虚に生きたいです。地球の大きさとか、生命の偉大さなんかに比べて、俺の悩みはなんて小さいんだ!!って感じで吹っ切れるのも、この姿勢のすごくいいところだと思います。

(拾った石にたいして)この石よりも、おれの悩みは何て小さいのだろう…

(神社の神木を見て)この樹齢○○年の樹よりも、俺の悩みは何て小さいのだろう…

最近そんな感覚が湧いてくるようになりました。

小さいことにくよくよするな

ありがとうございました。

Shoheyhey